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https://github.com/mii443/AzooKeyKanaKanjiConverter.git
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1.8 KiB
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Windows対応について
Windows上でAzookeyKanaKanjiConverterを使用するためには、llama.cpp
をビルドしてllama.lib
とllama.dll
を準備する必要があります。
対応の背景
llama.cpp
をCUDAに対応させるには.cu
ファイルのビルドが必要ですが、Swiftが内部で使用しているclang
ではこれに対応していない1 ので、cxx-interopを使うことができません。WindowsではCUDA対応を実現するために、外部のDLLに依存する形を取ることにしました。
実行手順
Windows上で AzookeyKanaKanjiConverter を動作させるためには、以下の手順でllama.cpp
をビルドする必要があります。
git clone -b ku-nlp/gpt2-japanese-char https://github.com/ensan-hcl/llama.cpp.git
cmake -B build -DBUILD_SHARED_LIBS=ON
cmake --build build --config Release
Tip
CUDAに対応させてビルドする場合、
-DLLAMA_CUDA=ON
オプションを指定してビルドします。
必要なファイルは以下のパスに存在します。
build/bin/Release/llama.dll
build/Release/llama.lib
配置方法
AzookeyKanaKanjiConverterを使って開発を行うとき、llama.lib
はビルド時に必要になるので、プロジェクトのルートディレクトリ(Package.swift
と同じフォルダ)に配置します。
また、llama.dll
は実行時に必要となるため、DLL検索パスに沿って配置する必要があります。プロジェクトがビルドされたファイルと同じディレクトリに配置するのが適切だと考えられます。