# KanaKanjiConverter API KanaKanjiConverterのインスタンスに対して利用できるいくつかのAPIを示します。 ## `setKeyboardLanguage` これから入力しようとしている言語を設定します。このAPIを呼ぶのは必須ではありません。 英語入力の場合、この関数を入力開始前に呼ぶことで事前に必要なデータをロードすることができるため、ユーザ体験が向上する可能性があります。 ## `sendToDicdataStore` 辞書データに関する情報を追加します。 ### `importDynamicUserDict` 動的ユーザ辞書を登録します。`DicdataElement`構造体の配列を直接渡します。 ```Swift converter.sendToDicdataStore(.importDynamicUserDict([ DicdataElement(word: "anco", ruby: "アンコ", cid: 1288, mid: 501, value: -5), ])) ``` `ruby`には読みを指定します。カタカナで指定してください。 `cid`はIPADIC品詞ID、`mid`は「501」としてください。`value`は`-5`から`-10`程度の範囲で設定してください。小さい値ほど変換されにくくなります。 ### `forgetMemory` 特定の`Candidate`を渡すと、その`Candidate`に含まれている学習データを全てリセットします。 ## `setCompletedData` prefixとして確定された候補を与えてください。 ## `updateLearningData` 確定された候補を与えると、学習を更新します。