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Docs/Visions/dictionary.md
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# Dictionary Vision
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## System Dictionary
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最近のazooKeyの内部変更で、システム辞書を任意のディレクトリから読み出せるようになりました。この変更によって、将来的に以下のようなことが可能です。
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* オプションで語彙数の大きな辞書を選べるようにする
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* 辞書データをazooKeyのシステムに同梱せず、定期更新を可能にする(Background Assets APIを利用できます)
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* 外部からDLした辞書(サードパーティ製辞書、ベータ版辞書など)を利用する
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辞書サーバの準備などが問題となります。
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* 比較的サイズが大きい(~100MB)データを配布するので、費用がバカにならない
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* 高く見積もると、S3の場合、月あたりに100MBの辞書データを1000回転送するとして、月あたり約2000円
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* 課金プランにするという手はある(月100円としてユーザが20人いればペイする)
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* ただし、開発の体制上、安定して辞書の更新ができるとは限らないので、今のところはここに責任を入れたくない
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## User Dictionary
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ユーザ辞書は非常に有用な機能ですが、導入当初からあまり仕様を変化させていません。そこで、今後考えられる機能の変更について議論します。
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### More Configurable Entry
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現在のユーザ辞書は高度な設定が不可能です。品詞をマニュアルで設定するなどの方法でより高度な設定ができると良さそうです。
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### Import / Export
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ユーザ辞書を外部からインポートしたり、逆に外部向けにエクスポートする機能が必要です。
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### Custom Action
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現在、カッコを入力すると自動でカーソルを中央に移動する機能があります。これをユーザ辞書でも実現できると良さそうです。
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### Dictionary Market
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ユーザが作成したユーザ辞書データをアプリ内で配布・ダウンロードできるようにします。オフィシャルな方法があることによって、辞書データの作成が活性化すると良さそうです。
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Docs/Visions/learning.md
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Docs/Visions/learning.md
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@ -0,0 +1,33 @@
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# Learning Vision
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学習機能の性能向上は重要です。
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## 今後実現したい機能
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### プライバシー
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キーボード上から「新たな学習を停止(プライベートモード)」「これまでの学習を利用しない(ゲストモード)」を有効化できることにより、ユーザがプライバシーを守りやすくなる可能性がある。
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この機能の技術的な課題はキーボードからの設定の上書きである。上書きそのものは、設定の構造を次のようにすることで対応できる。
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- アプリ側:App Groupの共有領域に「(設定内容, 更新日時)」のデータを保存
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- キーボード側:Private領域に「(設定内容, 更新日時)」のデータを保存
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- 読み出し:更新日時の新しい方を利用
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しかし、キーボード側から上書きした場合にアプリ側の設定の表示を更新する方法が存在しない(フルアクセスがある場合は表示を更新できる)。これが実際の使用感にどれほど悪影響を与えるかは不明であり、おそらくあまり気にしなくて良いと思う。
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また「ゲストモードの解除をキーボード上で可能にするか」という論点がある。ゲストがゲストモードを解除できたら意味がないかもしれないが、これは今後に回しても問題ないと思う。
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### バックアップ
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学習のバックアップを定期的に取り、そこから過去の学習を復元できるようにすることが考えられる。
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この機能の課題は、「復元」をどのようなUIで実現するかと、実際に「定期的に」は取れないのをどう解決するかである。
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### 修正の自動検出
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誤変換をユーザが「修正」したことを自動的に検出し、その候補の学習を変更することができると良い。
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### 仕様の再検討
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- 現在の学習は、特に長い候補において強すぎるため、弱くした方が良いかもしれない。
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